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税務と技術と、たまに読み物

日々の実務で気づいたことや、業務効率化のために試している自動化・AI活用の話をまとめています。 「コラム」は、知らなくても仕事は回るけれど知ると少し面白い、税の周りの話です。

税務

100万円を超える買い物は、発注の前に一声ください ― 消費税の納め方が3年ぶん動かせなくなることがあります

消費税の納め方は1つではなく、どれで計算するかで納税額が変わります。ところが大きな買い物をすると、その選択肢が数年ぶんふさがります。分かれ目は税抜1,000万円と100万円の2本あり、同じ買い物でも過去に出した届出ひとつで結論が逆転します。自分では判断しきれない作りなので、発注の前に一声かけてほしい、という話です。

2026-09-08

#消費税#高額特定資産
技術

調べて出てきた税金の数字は、この3か所で間違えます ― AIも検索も、事故る場所は同じ

従業員の昼食代を会社が負担できる上限が、今年4月から月3,500円→月7,500円に上がりました。ところが今これを調べると、AIも検索結果も、国税庁自身の冊子までまだ3,500円のままです。調べた数字が間違う場所は3か所に決まっています。実際に踏んだものだけを、確かめ方とセットで書きました。

2026-09-08

#AI活用#国税庁
税務

食事補助の枠が3,500円から7,500円に上がりました ― ただし、振り込んで渡すと全額が給与になります

会社が出す昼食代のうち、給与として課税しなくてよい上限が令和8年(2026年)4月1日から月7,500円になりました。昭和59年に3,500円と決まって以来の改定です。ただし枠が広がっても、渡し方を間違えると1円も非課税になりません。金額の数え方と、渡し方の分かれ目を整理しました。

2026-09-07

#食事補助#現物給与
税務

郵便局から送った分、輸出免税の控えは2枚そろっていますか ― 小形包装物だと、その2枚が出てこないことがあります

EMSや国際小包で海外に送った分は、20万円以下なら輸出許可通知書が出ません。代わりに窓口から戻ってくる「受取書」と「ご依頼主控え」の2枚が免税の条件です。小形包装物は通常郵便物なので、この2枚が出てこないことがあります。

2026-08-29

#輸出免税#消費税
税務

その確定申告、無料で終わるかもしれません ― 6つの方法と、自分でやると損をする分かれ目

確定申告は、条件が合えば無料で終わります。国税庁の作成コーナー、青色申告会、税務署の記帳指導など6つの手段を、向き不向きと限界まで含めて書きました。そのうえで、自分でやると税額そのものが変わってしまう分かれ目も並べています。令和8年分は個人事業者が2割特例を使える最後の年です。

2026-08-29

#確定申告#個人事業主
コラム

国に税務調査は入りません。では、誰が調べているのか ― 去年、60の税務署が「取り足りない」と指摘されました

国は納税者ではないので税務調査は入りません。ではノーチェックかというと、憲法に「毎年検査する」と書かれた機関があります。その報告書には税務署の徴収漏れが毎年載っていて、令和6年度は60税務署・約3億7,972万円でした。調べる側を調べている仕組みの話です。

2026-08-24

#会計検査院#決算検査報告
税務

海外への支払い、20.42%を差し引かずに送ってしまっていませんか ― 分かれ目は「どこで作業したか」と「権利を借りているか」

海外への支払いから20.42%を差し引いて代わりに納める手続き(源泉徴収)は、全部の支払いに要るわけではありません。越境ECで迷うのは海外フリーランスへの外注費と、イラストや写真を使わせてもらう代金の2つです。送金前に分ける手順を整理しました。

2026-08-23

#源泉徴収#非居住者
税務

輸出許可通知書の「輸出者」は、自社の名前になっていますか ― 発送代行に任せた分だけ消費税の還付が通らない理由

海外に売った売上に消費税がかからない(輸出免税)ためには、書類の名前が自社になっている必要があります。発送代行に任せている分だけ名義が違っていたときに、免税で通す条件と、通らないケースの分かれ目を整理しました。

2026-08-20

#輸出免税#消費税還付
税務

売上を隠すと、いくら取られるのか ― 1,000万円で試算した追徴の総額と、見つかる経路

「これ隠したらどうなりますか」と聞かれることが増えたので、税込1,100万円の売上を除外した場合の追徴総額を試算しました。じわじわ効くのは35%という数字より、寝かせた時間のほうです。

2026-08-19

#重加算税#税務調査
技術

マネーフォワード クイック登録(β)の注意点 ― 手で直した仕訳が反映されない

マネーフォワード クラウド会計の「クイック登録(β)」は、画面の絞り込みも、手で直した内容も無視して会計年度まるごとを登録します。使う前に確認したい3つの仕様と、自動仕訳ルールの「金額範囲」の入れ方を、越境ECの入金明細を例に整理しました。

2026-08-18

#経理自動化#MoneyForward
税務

「事業用ですね、では免税にはできません」が言えなくなる ― 11月1日から、免税店が代わりに見るべきもの

令和8年11月1日から、免税店の「通常生活の用に供する物品」という用途要件が廃止されます。事業用でも免税対象物品になる一方、出国時に本人が持ち出せる数量という別の制約が前に出ます。量が多い相手には消費税法7条のルートがあり、こちらは免税店の許可も要りません。

2026-08-14

#輸出物品販売場#免税店
税務

輸出の消費税還付、年1回のままで資金繰りは大丈夫ですか ― 課税期間を3か月に縮める判断軸と、その代わりに増える事務

輸出が売上の中心だと消費税は毎期還付になりますが、年1回の申告だと負担した消費税が1年以上会社の外で寝ることになります。課税期間の短縮で入金を早める判断軸と、2年縛り・事務負担のトレードオフを整理しました。

2026-08-13

#消費税#還付申告
技術

為替換算はスプレッドシートに任せている ― GOOGLEFINANCEで実際に組んでいる式と、月末だけ #N/A になった話

輸出・越境ECの顧問先の月次で、外貨売上の円換算をGOOGLEFINANCE関数に任せています。実際に使っている式、日米の休場日のズレで月末行だけレートが取れなくなった話、多段換算の組み方をまとめました。

2026-08-12

#自動化#スプレッドシート
技術

Shopee・eBayの売上とPayoneerの入金は一致しない ― 二段階の為替コストを踏まえて消込を自動化した話

eBay・Shopeeの売上金はPayoneerを経由して二段階で円に換算されます。マーケットプレイスの売上明細・Payoneerの入出金・銀行明細を突き合わせる消込をAIで支援した際の設計と判断軸を整理しました。

2026-08-11

#自動化#AI活用
税務

e-TaxもeLTAXも、9月19日から同時に止まる ― 国税・地方税そろっての更改で、9月末期限の会社に残るのは実働5日

令和8年9月19日0:00から24日8:30まで、e-TaxとeLTAXが同じ時間帯で停止します。しかもe-Taxは9月26日にもう一度終日止まります。9月30日が期限の7月決算法人には、国税・地方税あわせて実働5日しか残りません。

2026-08-09

#eLTAX#e-Tax
税務

ChatGPT・Claude・Gemini・Cursor、消費税の扱いは全部バラバラ ― 海外AIツールのインボイス登録状況を確認してみた

フリーランスエンジニアやスタートアップが複数のAIツールを併用するのが当たり前になった今、支払い先ごとに消費税の扱いが違うことは意外と知られていません。ChatGPT・Claude・Gemini・Cursorを実際に確認して整理しました。

2026-08-09

#消費税#インボイス制度
技術

四半期の資料回収を仕組みにする ― 打ち合わせメモから帳簿まで、4つのソースで「何が足りないか」を出す

資料の回収が滞るのは、出す側ではなく確認する側の手間に理由があります。打ち合わせメモ・MFの仕訳・Driveのファイル・チャットの履歴を突き合わせ、不足の検知から催促文面の生成までを自動化した設計と、そこで置いた判断軸をまとめました。

2026-08-06

#自動化#マネーフォワード
税務

GビズIDに「有効期限」ができた ― 2028年に慌てないために、今のうちに確認しておくこと

2026年7月9日、これまで無期限だったGビズID(プライム・メンバー)に有効期限が新設されました。既存アカウントの初回期限と、今のうちにやっておくべきことを整理します。

2026-08-06

#GビズID#デジタル庁
税務

「1万円以下は免税」が崩れる ― 令和10年4月、越境ECの少額輸入貨物にも消費税とプラットフォーム課税が広がる話

令和10年4月、通信販売で海外から届く1万円以下の物品の消費税免税が見直され、プラットフォーム課税が物品にも拡大されます。EC事業者・マーケットプレイス運営者への影響を一次情報から整理しました。

2026-08-05

#消費税#越境EC
技術

「適格」チェックボックスが消えた ― マネーフォワードクラウド会計の仕訳入力仕様変更と、見直すべき自動仕訳ルール

2026年7月、MFクラウド会計の仕訳入力画面から「適格」チェックボックスが消え、控除割合をプルダウンで選ぶ仕様になりました。既存の自動仕訳ルール・仕訳辞書がどう扱われるかを整理します。

2026-08-04

#MoneyForward#インボイス制度
税務

免税店の消費税、いったん「課税売上」で受け取る ― 2026年11月「リファンド方式」で変わる経理と資金繰り

2026年11月1日、外国人旅行者向け免税店制度が「リファンド方式」に移行します。購入時は税込販売、出国確認後に返金という流れで、経理処理と資金繰りに何が起きるかを一次情報ベースで整理しました。

2026-08-03

#消費税#輸出物品販売場
税務

法定調書の電子申告義務、令和9年から「30枚以上」に引き下げ ― うちは関係ないと思っているスタートアップほど数えてほしい理由

法定調書のe-Tax等提出義務の基準が「100枚以上」から「30枚以上」に引き下げられます。ただし同時期に、給与所得の源泉徴収票は多くの会社で提出不要になり、退職所得の源泉徴収票は対象が全従業員に拡大済み。数えるべき書類が変わっています。

2026-08-03

#法定調書#電子申告
税務

輸出取引の売上、いつ計上する? ― 船積日・通関日・検収日と為替換算日の関係を整理する

輸出売上の計上時期は「輸出許可日」だと思い込んでいませんか。法人税・消費税で共通の引渡基準の考え方と、為替換算日との関係を一次情報ベースで整理しました。

2026-08-02

#輸出取引#収益計上時期
技術

マネーフォワードクラウドの見た目を変えるChrome拡張を作った ― invertフィルターとCSS詳細度ハックでダークモードを力技で作る

マネーフォワードクラウドの見た目をダークモード・配色・フォントでカスタマイズするChrome拡張を自作しました。公式にダークテーマがないSaaSに、CSSの力技で後付けする実装の記録です。

2026-08-02

#Chrome拡張#MoneyForward
技術

「window.claude.mcp」は無かった ― マネーフォワードMCP×Claude Artifactsでライブ会計ダッシュボードを作った記録

「Artifactsが会計データをライブ表示できる」という発表を鵜呑みにせず実際に手を動かしたら、想定していたAPIが存在せず、モデルに数字を数えさせると値がずれる、という落とし穴にも遭遇しました。動くところまでたどり着いた記録です。

2026-08-01

#MCP#Claude Artifacts
税務

2割特例が終わる ― 個人事業者の「3割特例」移行と、免税事業者への支払いで消費税負担が増える理由

2割特例が令和8年9月30日で終了します。個人事業者向けの3割特例への移行判断と、免税事業者への外注費で控除割合が段階的に下がる影響を整理しました。

2026-07-30

#インボイス制度#消費税
技術

月次決算バッチをAIエージェントに任せる前に知っておきたい、MCP「Tasks」仕様確定の話

AIエージェントに長時間かかる業務を任せる際のネックだった「接続を保持したまま待つ」方式が、MCPの仕様改定で変わりました。何が変わり、実務にどう効くのかを整理しました。

2026-07-29

#MCP#AI活用
税務

古物台帳、在留カードはどこまで書き写す? ― 「フリマアプリだから」で書類送検された事案から考える

中古品転売・リユース業を営むEC事業者には古物商許可と本人確認義務がついて回ります。台帳への記載範囲を書類ごとに整理し、実際の書類送検事案から誤解しやすい点を解説します。

2026-07-28

#古物営業法#本人確認
税務

海外SaaSへの支払い、消費税はどう処理する? ― リバースチャージと少額特例で見落としがちな線引き

AWSや海外広告プラットフォームなど、海外事業者への支払いにかかる消費税は「事業者向け」か「消費者向け」かで扱いが逆転します。判断軸と少額特例の落とし穴を整理しました。

2026-07-27

#消費税#リバースチャージ方式
技術

税金をRPGにしてみた ― ブラウザで遊べる「ゼイキンクエスト」を作りました

所得税から確定申告まで、全80問のクイズで戦うRPGを作ってサイトに置きました。なぜ「読む」ではなく「遊ぶ」形式にしたのか、作ってみて分かったことを書きます。

2026-07-26

#税金クイズ#学習コンテンツ
税務

少額減価償却資産の特例、30万円から40万円へ ― 施行後も残る実務の落とし穴

MacBookやサーバー機材の購入でよく使う「30万円未満は一括経費」の特例が、2026年4月1日から40万円未満に拡大されました。施行後も残る取得日基準の落とし穴を整理しました。

2026-07-26

#少額減価償却資産#税制改正
税務

インボイス登録、まだ迷っている人向けのチェックリスト

インボイス登録すべきか迷っている個人事業主向けに、判断軸をチェックリスト形式で整理しました。

2026-07-01

#インボイス制度#消費税
技術

LINEに送られた領収書を自動でMoneyForwardクラウドBoxに保存するbotを作った話

顧問先がLINEに送ってくる領収書の画像やPDFを、クラウドBox APIで自動保存する仕組みを作りました。OAuthのトークン管理まわりのポイントをまとめます。

2026-06-15

#自動化#MoneyForward